
赤ちゃんポストの話とダウン症のお話
本日の記事は、以前書いた記事
についての続きのようなものです。
赤ちゃんポストが一体どういうものか。
また、そのメリットとデメリットなどをまとめておりますので、基本的なことは上記をご確認ください。
本日は、「どういった理由で赤ちゃんポストを利用するんだろう」というのと、養子・引き取りは可能なのかについてのお話です。
どういう理由で赤ちゃんポストを利用するのか
では、どういった方が赤ちゃんポストを利用されるのでしょうか。
多くの場合は「金銭的理由」「時間がなくなった」と言われておりますが、それなら何故もっと早くおろさなかったのか不思議でした。
が。
少し探してみると、経済的な理由より、我が子を愛せなくなってあずけてしまう方も多いようです。
ダウン症(または奇形児、障害児)と赤ちゃんポストについて
「もし産まれた子供にダウン症等の障害があったら赤ちゃんポストや施設に渡す」
妊娠9ヶ月の妊婦です。中絶できない7ヶ月に入ってから胎児が異常に小さめなことが分かり、ダウン症かもしれないと言われています。
これは良くないことだとは思いますが、気持ちが全くわからないというわけではありません。
ただ事実として、現実にダウン症の子を赤ちゃんポストにあずけることを選択肢の1つとして用意しているということです。
養子・引き取りはできるのか
しかし一方で、赤ちゃんポストから子供を引き取りたいとおっしゃる方も多くいます。
もっとも、彼ら・彼女らが引き取りたいと考えているこの中にダウン症の子が入るかどうかはわかりませんが、いずれにせよ赤ちゃんポストにいるよりかはマシでしょう。
因みに、引き取り手として多いのは、不妊の方が多いようです。
そして、養子として引き取ることができるかどうかですが…可能です。
養子縁組の審査はあるものの、そこをクリアすれば無事引き取ることができるようです。
ただ、赤ちゃんポストの引き取り手は多いようですけどね。
おわりに
もしかすると、以下のような母親の考えも、赤ちゃんポストとつながりがあるのかもしれません。
パーフェクトベビー症候群とは?願望と倫理どちらを取る
また、以下の書籍もオススメです。