
多摩市で教職員が、病気休暇を偽り懲戒免職
東京・多摩市の男性職員が医師の診断書を偽造し、計820日の病気休暇を不正に取得していたとして、懲戒免職になっていたことがわかった。
懲戒免職になったのは、多摩市健康福祉部の男性主任(50)。多摩市によると、男性主任は2011年6月から今年3月までの間に医師の診断書39通を自分で偽造し、計820日の病気休暇を複数回に分けて不正に取得したという。男性主任はかつて取得した診断書のコピーを使って日付部分を貼り替えたり、パソコンで自ら作成するなどして、複数の病名が書かれた偽の診断書を提出していたという。
出典:日本テレビ系ーhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150522-00000006-nnn-soci
なぜ有休ではなく病気休暇を使ったのか。
これは恐らく、有休がもうなくなっていたか、もしくは有休を減らすことなく休みたかったからでしょう。
インフルエンザのような「来てはいけない病気」の時にも使う有給休暇であり、連続90日まで取得できるのが特徴ですね。
そして面白いことに、また20日勤務すると、そのあとにまた90日間連続で、病気休暇を取ることが出来るのです。
あくまで理論上ですけどね(*´∀`*)
診断書偽造:有印私文書偽造とは?
今回の件は、有印私文書偽造で刑事告発を検討されています。
有印私文書偽造罪は、権利や義務を証明する文章等を偽造した際に適応される罪です。
試験の替え玉なども、この罪に当たりますね。
この場合、3ヶ月以上5年以下の懲役刑となるようです。
また、求職中に賃金などをもらっていると、詐欺罪が適応される場合もあるとのこと。
それにしても、4年で820日…。
1年あたり205日…。
もちろんそれ以上の休みもあったでしょうから、多摩市健康福祉部は非常にホワイトな職場ですね(´∀`)