
代々木公園周辺などのドラッグストアでは、虫よけスプレーを買い求める客が相次ぎ、売り切れる店舗も出始めた。
代々木公園東側にあるJR原宿駅近くのドラッグストアの男性店員(27)は「虫よけスプレーの売れ行きが、先週、今週と伸び続けている。6、7個まとめ買いしていく人もいる」と驚いた様子。同店では、デング熱感染が明らかになって以降、虫よけスプレーの売り上げが急増し、一時品切れ状態になった。
JR渋谷駅近くのドラッグストアでも、この1週間で例年の倍にあたる1日約50本が売れた。例年、9月以降は仕入れを減らすが、今年は売れ続けており、入荷が間に合わず、品切れになる日もあったという。男性店長(26)は「スプレーが売れるのはありがたいが、デング熱の拡大を願っているわけではない。複雑な気持ちです」と話していた。
引用元:デング熱、公園ひっそり…虫よけスプレー品薄
デング熱が注目を集めている。
環境省は本日7日から当分の間、新宿御苑を閉鎖すると発表した。
また小中高の東京見学においても、安全を重視し見学を中止したり、虫除けスプレーを必ず携帯するよう呼びかけているようである。
で、上記のように、虫除けスプレーの売り上げが伸びているようである。
デング熱は国を挙げて対策を挙げるほど深刻であり、インフルエンザに似た症状を発する。
またもし仮にデング熱がデング出血熱に発展すると、なんと致死率は20%にも上ると言われている。
昨今は”エボラ出血熱”に注目が集まりがちであるが、デング熱においても十分に注意が必要である。
(ましてや、デング熱は既に国内感染が有るのだから)
で、デング熱の予防はどうすればいいのかというと、蚊に刺されないことが最大の予防となる。
つまり、蚊のいる場所に近づかなかったり、蚊に刺されないような服装をしたり、蚊が寄ってこないようにするしかない。
蚊の寄ってこない場所だが、大概の場所に蚊はいるものである。
加えて、蚊は小さいためその存在に気がつかないことも多い。
皆さんも、知らない間に刺されていたこともあるだろう。
また刺されない服装と言うと長袖が思い浮かぶが、今の時期まだ長袖では暑いだろう。
もっとも命にかかわることなのだから長袖が好ましいが、これだけではまだ対策とはいえない。
で、三つ目の対策の蚊を寄せ付けない方法として、虫除けスプレーが有効なわけである。
恐らく虫除けすプレーの売り切れが出ているのは未だ東京近辺のみであるが、今後感染が広まった場合全国各地で売り切れが起こる可能性も考えられる。
その時がくれば、今のように安価で手に入れられないかもしれない。
速めに地元のドラッグストアで、もしくはネットで必要分買い揃えておこう。