
エンゲル係数が増加している!
出典 Instagram https://www.instagram.com/explore/locations/651074256/
エンゲル係数が増加しているというニュースがありました。
エンゲル係数とは、各家庭の消費支出(使っているお金)のうち、食費が占める割合のことです。
つまり、エンゲル係数が高いと、食費が高くなっているということになります。
1960年代前半40%ほどあったのですが、1995年あたりからは23%台程度でした。しかしここ最近割合が上がっています。
・2014年・・・24%
・2015年・・・25・01%
エンゲル係数が高いのは圧迫
基本的に、エンゲル係数が高まっている状態は家庭への圧迫が大きいものとされていました。
食費がかさんでいるからエンゲル係数があがるためです。
しかし、本当にエンゲル係数が上がったことは圧迫だけなのでしょうか?
お惣菜やコンビニ弁当などが普及
東京都内の40代の公務員夫婦は先月、家計を見直す中、エンゲル係数を計算して驚いた。
28・8%。平均以上だ。
小学生の子が2人いる。仕事で帰宅が遅くなると街の総菜店で買ったり宅配の冷凍食品を使ったりする。
「割高だが、調理に時間がかからない。家族で食事を楽しむ時間を持ちたい」と妻。休日はほとんど外食という。
出典 読売新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160412-00010000-yomonline-life
共働きが増えているため、お惣菜などがよく買われているためエンゲル係数が上がっていると主張する専門家も多いようです。
プチ贅沢の影響
最近では吉野家などの安いごはんを食べることよりもカフェや高級居酒屋で食事を楽しむプチ贅沢が流行しています。
そのため、エンゲル係数が必然的に上がっているのだとか。
エンゲル係数増加は圧迫だけではない!
日本人の所得は上がっておらず、逆に減少傾向にあります。
そのなかで増加するエンゲル係数は、その少ない賃金で豊かな生活をするためのものであると考えられています。
おいしいご飯を家族で食べて毎日に癒しを与えられます。