
季節は冬。
こんな寒い日は、学校になんて行きたくないですよね。
「パソコンを開けば世界中と繋がれるのに、どうして“登校”しなきゃなんないんだろう…?」
もちろん様々な理由はあるのですが、実は今家にいながらでも学習できる、“遠隔授業”というものがあるのです。
遠隔授業とは?
遠隔授業とは早い話、おうちでテレビやパソコンを介して授業を受けられるというもの。
これ自体は今に始まったことではなく、例えば予備校だったりは既に取り入れていますよね。
しかし今話題となっているのは、大学と高校です。
文部科学省は来年2015年より、ネット大学とネット高校を解禁しました。
これにより来年以降は、遠隔授業を行う学校が増えると思われます。
因みに原則“生中継”で、録画は用いられないとのこと。
個人的には、教員の方は困るのかもしれませんが、全て録画にしたほうが何度も見れたり、人件費も浮いたり、効率的なのではないかと思います。
もちろん賛否両論
新しいことには、賛否両論あるのが当然です。
以下に、遠隔授業のメリットとデメリットを並べました。
それぞれの意見を見て、ご自身は賛成か反対か考えてみてください。
メリット
- どこでも授業が受けられる
- 土地・設備を必要としない
- 人件費が浮く
デメリット
- 対人関係が育まれない
- 体育や理科など、物や場所を必要とする授業ができない
- インターネット環境が必須である
おわりに
賛否両論の通り、この遠隔授業にはメリット・デメリットがあるようです。
しかし少なくとも、従来のような体育やって、実験やって、などのバランスの良い教育はしにくくなるように思います。
もっとも、それが本当に必要であるのかも考えなければなりません。
ただ座学という面では、今では家にいながら東京大学やハーバード大学の授業を受けられる時代です。
遠隔授業を公的にするかどうかは別に、個人としては積極的に取り入れると良いと思います。
因みにこの遠隔嬢業、少子化の煽りも受けております。
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