
(株)京都きものプラザ(TDB企業コード:500244387、資本金1000万円、京都府京都市右京区西院東貝町31、代表市毛一好氏)は、4月9日に事業を停止し、事後処理を加藤英範弁護士(京都府京都市中京区夷川通富小路西入ル北側ムロビル2階、加藤・藤田法律事務所、電話075-231-0026)ほか1名に一任し、自己破産申請の準備に入った。
出典:帝国データバンクーhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00010001-teikokudb-ind
現在、京都きものプラザのホームページは早くも繋げることができなくなっています。
島倉千代子さんをCMで起用していたこともあり、ネット上では破産を惜しむ声が相次いでいます。
しかし、なぜ京都きものプラザは破産してしまったのでしょう?
京都きものプラザの評判と、破産の原因<大塚家具との意外な共通点
京都きものプラザが破産してしまった原因の一つとして考えられるのは、マーケットそのものの縮小です。
1977年に設立されましたが、2005年頃からだんだんと売上も下がってきたとのこと。
まぁ、近年では着物を着る機会がないことは、容易に想像できます。
ただもう一つの原因として考えられるものに、大塚家具との意外な共通点がありました。
それは、“つきそい”による販売です。
京都きものプラザは「大B反市」と称して、普段よりはお安く着物を購入できるイベントを開催していました。
そしてここでの販売方法が大塚家具と全く同じ。
お店に入ると、住所等を記入して、その後ずっと付き添われる。
確かに便利だとは思いますが、B反といえどやはりまだ高く、億劫になってしまう方も多かったとのこと。
ですから、当時でもその販売方法に少し疑問を抱いている方も多かったようです。
そして時代の変化のせいか、今回破産。
大塚家具は会員制を撤廃すると言っていましたが、もしかすると続けていれば、同じ結果を招く可能性もあったのではないでしょうか。
もう、付き添い型の過度なサービスの需要はないのかもしれません。
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