
「まずい給食」問題
神奈川県の小学校で出されていた給食がまずいということで、55%の子供が残していたという問題は、大きく取り上げられていました。
給食は基本「冷たい」「美味しくない」「異物が入っている」などの問題が指摘されていました。
髪の毛や虫、ビニール片が入っていたこともあるようで、普通の飲食店なら大きく問題視されるものの、学校給食だからこそ問題が隠蔽されていたようです。
そんな問題の中、まずい給食を作った業者が逆ギレのような反論をしてきたのです。
「やりたくなかった」「頼まなくて結構」「学校に責任」
神奈川県では大きく問題視されていて、全員給食だったのに対して、現在はお弁当か給食か選べる状態になっています。そういった動きに対し、業者から文書が送られました。
「大磯町中学校給食報道について」と表題がつけられた文書で、業者は「半ば強制的に始まった全員給食」「選択制であれば、食べたくなければ注文しなければいいで済んだ」などと町の取り組みを非難した。
異物混入についても、「弊社で混入したと考えにくい案件も含まれ」るとした上で、「(異物の)90%以上は髪の毛」「2校のうち1校の学校にのみ混入している」などと事実と異なる内容を記載。生徒や学校側に責任があると主張しているように読めるものとなっている。
出典 http://www.yomiuri.co.jp/national/20170922-OYT1T50111.html
【業者の主張】
・強制的に決まった給食(やりたくなかった)
・食べたくなければ注文しなければいい
・異物は2校のうち1校のみにしか入ってないし、そもそも髪の毛だから生徒のものなのでは?
もしこれが普通の飲食店なら、ニュースでも大きく叩かれていますよね。
しかし、ニュースでは業者名を明かされていない・・・なぜなのでしょうか。
まずい給食は「エンゼルフーズ」が作っている
テレビや新聞では、問題は大きく報道されたものの、肝心の業者名が明かされていませんでした。
過去の神奈川県のHPに「エンゼルフーズ株式会社に決まりました」という記載があったためわかったのですが、それ以外はひた隠しにしています。その理由も不明です。
ネットでは、
「大手企業だから隠してるのか?」
「エンゼルフーズって東京にも弁当出してるよね。美味しくないって言われているけど」
というような声が多かったです。
給食は、子供の成長に大きく影響するので、しっかりと調整してほしいですね。