
鉛筆削り「中島重久堂」
鉛筆削りと言えば、小学生のころには全員が持っていた必需品でした。しかし、中学・高校に進学したり社会に出てしまうとなかなか使わないものです。
しかし、絵を描くときや、マークシートの時に必用だと買う人も実は多いのではないでしょうか。
そんな鉛筆削りですが、実はこの業界・・・やっているのは「中島重久堂」だけだそうです・・・。
そう、私たちが子供のころは電動の鉛筆削りや多彩な鉛筆削りが多かったですが、それも今は見かけない・・・どのメーカーも業界脱退しているそうです。
もちろん、鉛筆削りの需要が少なくなってしまい利益が出ないため脱退しているのですが、
残り一社になってしまえば、中島重久堂はそこそこの利益が出るそうで、今もなお守り続けているのです。
そんな中島重久堂について、ご紹介します!
がっちりマンデーで放送!
がっちりマンデーで放送された「中島重久堂」。その魅力についてご紹介します。
・年間600万個を製作
・海外製と比較して切れ味が全く違う
・削りかすが崩れない、綺麗な削りかす
・2015年3月~ すでに1万5000個販売した
・ラスト一社で儲かっている
えっ、まだそんなに鉛筆削りが売れているの!?というのが私の感想でした・・・。
ラスト1社しかないとはいえ、いいものでなければ買いません。カッターやハサミでも鉛筆は削れます。中国製も販売しています。
それでも使いたい!と思わせる商品作りが出来ているのです!
予約殺到「TSUNAGO」
中島重久堂は、新商品「TSUNAGO」を発表。予約が殺到していたそうです。
商品自体は5月から東急ハンズで販売開始しています。
このTSUNAGOという商品・・・実は、短くなった鉛筆を繋いでもう一度使得るようにするという商品なのだそうです。
こちらが、TSUNAGOです。
見た目は普通の鉛筆削りのように見えますね。
すてないで、つなげてつかおう
短くなって使いづらくなった鉛筆。
ちょっとした工夫と作業で、また使えるようになる。それが、なんだか嬉しい。
捨てるものを少なくする。使えるものを長く使う。まずは鉛筆から。
まわりのものがより愛おしく感じてきます。
鉛筆に穴をあけて、長い鉛筆を指すことでまだまだ使えるようになるという画期的な商品!
ラスト1社でありながら、現状に甘んじず新商品を開発していく・・・
それがよいモノづくりなのかもしれません。
詳細は以下からどうぞ。