
沖縄の観光地でもある「チビチリガマ」
今月12日に、72年前の沖縄戦で集団自決に追い込まれた住民80人以上が死亡した沖縄県読谷村の洞くつ「チビチリガマ」が荒らされているのが見つかった事件で、警察は16歳から19歳の少年4人を器物損壊の疑いで逮捕した。
4人は容疑を認めているという。
警察は、4人の事情聴取を進め、犯行の動機などを調べることにしている。
出典 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170916-00000003-nnn-soci
沖縄の観光地とも知られているチビチリガマは、沖縄の観光地としても知られています。
第二次世界大戦でチビチリガマで集団自決をしたことから、中に入ること自体は遺族会によって禁止されています。
立ち入り禁止であることは、沖縄に住んでいれば知っているはず・・・なのに、中で遊んでいる少年らがいたため、逮捕に至ったようです。
チビチリガマの由来
チビチリガマとは、人が入れるほどの鍾乳洞です。
谷の底にある鍾乳洞で、細い川の水が鍾乳洞に流れ込んでいるのですが、「鍾乳洞の中に入った水はどうなるのかわからない」という意味でチビチリガマと名づけられました。
チビ・・・尻
チリ・・・切る
川の尻を切っている鍾乳洞という意味で「チビチリガマ」という意味なのですね!
平和の像がある
チビチリガマの前にある像は、「チビチリガマ世代を結ぶ平和の像」です。
チビチリガマで亡くなった人を悼み、平和を願うために作られた像です。過去のことも踏まえて、未来の平和を願うチビチリガマが荒らされたとなって、ネットでは問題が大きく取り上げられています。
「罰当たり」「ありえない」という声が多いです。
未成年の少年らなので、器物損害の金銭的な罰則が多くなるのではないでしょうか。
こういったいたずらが減ることを願って・・・。