老人の万引きの理由と心理について 病気が原因ではなく…

高齢者の万引きの心理と理由とは

ここ数年高齢者による万引きが増えて社会問題になっているようです。

人口構成上少子高齢化の世の中ですから、高齢者人口が増え今後ますます増えていきます。

 

とうとう少年犯罪の中の、万引き犯の比率を高齢者が抜いてしまいました。

その7割以上の人達が、お金を持っていながら万引きを犯しています。

3割弱の人が生活困窮者ですが、生活のためとはいえ犯罪には違いは有りません。

万引きする品も野菜とかの食良品や日用品が主なもので一人平均2500円位ですが、国内のスーパー、コンビニ等の合計被害は年間4500億円以上にもなっています。

万引きによる倒産した店舗も報告されています。

 

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原因は認知症などの病気よりむしろ…

ただ、高齢者でも一人暮らしの人が30%以上もいて、万引きの動機には寂しさとか将来不安、生きがいが無い、などが理由となっています。

 

昔は「向こう三軒両隣」というほど、町内会、お隣さんなど地域の交流が有りました。

今の社会はそういう事も無くなり、孤立が主な原因ではないかと考えられます。

 

コミュニケーションの減少は高齢者に限ったことでは無く、社会全体がバブル期の拝金主義と言うかが今もって引きずり、地域のコミュニケ‐ションをも壊してしまったのかもしれません。

若者はたとえ一人暮らしでも、外に出れば友達とか知り合いの作れる環境に有りますが、高齢者は頻繁に外へ出る機会もなく、まして一人暮らしなら、なおさら孤立感を深めていくはずです。

活発に活動している町内会とかが、まれに新聞に出たりするけれども、新聞に出るほどコミュニティが不足しているということです。

 

スーパーなどでも、お客に声掛けをする店は万引きが少ないとのデータが有ります。

要は対面方式の店舗が少なくなっていることも原因のひとつかもしれません。

かなり以前に「三丁目の夕日」という映画が有り、戦後日本の復興する第1回東京オリンピック以前の物語で、東京タワーの着工工事中から完成する頃までの、ある町内一角の日々の出来事の物語で、ストーリーじゃなく人間模様などを描いています。

ですから作者のテーマは地域のコミュニケーションと思われます。

現代社会の人達も、是非見てほしい作品と考えます。

 

おわりに

万引きは犯罪の入口行為と言われ、エスカレートしていくというデータも有ります。

そうならない社会に成ってほしいものです。