原発

高浜原発の人格権の件。

 今年2月に原子力規制委員会の安全審査に「合格」し、再稼働に向けた手続きが進んでいる関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)をめぐり、福井など4府県の住民9人が再稼働の差し止めを求めた仮処分で、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、再稼働を認めない決定をした。

…中略…
非公開の場で審尋が行われ、住民側は原発の安全対策について「重大事故が起きれば人格権が侵害される」などと主張。
出典:産経新聞ーhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150414-00000538-san-soci

 

結果としてこうなったわけですが、納得していない方は結構いらっしゃるようです。

まぁ、逆の結果になったとしても、同じように声は挙がったと思いますが――本日は、「そこで人格権の話はおかしくない?」という方の意見について、まとめようと思います。

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樋口英明裁判長の判決に疑問

人格権の侵害とは、個人の利益を保護する権利だと言われています。

今回の場合の人格権とは、恐らく「再稼働し事故が発生した場合の、危険性や強制立ち退きは、人格権の侵害だ」と言いたいのだと思います。

しかし反対派が指摘するのは、「もし仮にそれが人格権の侵害となるのであれば、再稼働に賛成した人々の人格権の侵害にもなる。なぜなら、経済的な利益を得られるからだ。よってこの判決は法の下の平等に反する」とのこと。

 

ここで問題とされているのは、「人格権がなんぼのもんじゃい」ということ。

つまり、人格権なんて使おうと思えばいくらでも使えるし、感情に訴える分には非常に有効かもしれないが、現実的に生活等を考えた場合、仮に再稼働を反対するにしてもより論理的な理由を用意すべきだ

と言いたいようです。

 

確かに、最悪人格権を持ち出すにしても、それは両者にとってあるもの。

他の理由を持ち出せないのであれば、好みによる判決と思われて仕方がないと思います。

 

また、今回の件を見ると、今後人格権が乱用されるような気も…。

これでは、あらかじめ答えが決まっていて、そこに理由を選んでいるようにしか思えないのですが…。

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