
【東芝経営不振】子会社を売却決定
東芝の経営不振が続く中、2015年12月に子会社の売却を検討するニュースが報道されていました。
販売を検討していたのが「白物家電事業」「東芝メディカルシステムズ」の2社です。
白物家電事業は中国企業へ、東芝メディカルシステムズはキヤノンへ販売することが決定しました。
販売金額は6655億円。
今回はこの東芝メディカルシステムズの販売についてご紹介します。
17日付で売却される
不正会計問題で経営再建中の東芝は17日、医療機器子会社「東芝メディカルシステムズ」について、キヤノンに全株式を売却することで最終合意したと発表した。売却金額は約6655億円になるという。
東芝は17日付で、東芝メディカルの全株式を、株式の保有・運用の特別目的会社「MSホールディング」に譲渡した。キヤノンは、独占禁止法の審査を得たのち、MSホールディングから全株式の譲渡を受け、子会社化する。
東芝は、2016年3月期決算に売却益約5900億円を計上する見通し。業績予想の修正は「本件もふくめ各種事象を精査している」として、決まり次第公表するという。
出典 朝日新聞デジタル http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160317-00000039-asahi-bus_all
今回販売することで、5900億円計上することが出来ることで黒字に近づける見通しなのだそうです。
マンチェスター・ユナイテッドの練習施設内に東芝メディカルシステムズにより最新医療設備が建設されたとユナイテッド公式ホームページが発表した。この設備で超音波、MRI、CTスキャンが行えるようになり怪我の予防やリハビリ、コンディション管理がより深く行えるとの事。
出典 Footballの星 http://soccermatome2ch.seesaa.net/article/391246772.html
東芝メディカルといえば、マンチェスター・ユナイテッドの健康管理用にCTやMRIの機械を導入した経験のある、日本でも有数の医療機器メーカーです。
キヤノンでも同じようにレベルの高い製品づくりを出来ることを期待しましょう!