
カジュアル衣料品店「ユニクロ」の店長らは過酷な労働環境にあると本で書かれ名誉を傷つけられたとして、同社側が発行元の文芸春秋に出版差し止めや損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(大橋正春裁判長)は9日付で、ユニクロ側の上告を受理しない決定をした。「重要部分は真実と認められる」などとして訴えを退けた一、二審判決が確定した。
出典:時事通信ーhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141210-00000113-jij-soci
以下が問題となった本の一例ですね。
上記の記事にもあるように、この本中に嘘か本当か、ユニクロの過酷な労働環境が書かれておりました。
以下、例を挙げると
- 月300時間以上の労働
- サービス残業
- あまりの合理的・利益的経営
- ワンマン経営
等々…。
この部分がユニクロにとってネックとなったようです。
が。
この度バッサリと「真実だ」と断定されてしまったわけですね。
仮に事実だったとしても、賛同者は多い
はじめに申し上げなければならないのは、法を守らないことは勿論許されないことであるということです。
しかし一方で、上記の本にもある柳井正さんの経営方法に賛同する人も多いようです。
様々なところで彼の評価を目にしますが、上にも挙げた事実?を批判する人が多い一方で、
- あれだけ勢いがある会社なら、これだけやっていて当然だろう
- 真っ直ぐで頼れる経営者だ
- 仕事とはそういうものだ
等、支持する意見も多数見られました。
おそらく柳井正さんからすると、「世界で勝つにはこれだけの労働が必要だ。だから、世界で勝ちたい人は協力してくれ」といった意見なのではないでしょうか。
しかし実際働いている人のほとんどは「ビジョン共有したやで^^(んなもん知るか…金だけくれや…)」といったものなのかもしれません。
だからこそ、このような摩擦が起こってしまっているのかもしれません。
「なぜ、そもそもこのような労働環境を強いられるのか」について知りたい方や、アパレル関係に就職したい方、ユニクロのような会社を作りたい方は、上記の本は非常に有益だと思われます。
是非お読みください( ‐ω‐)b